VIPERの取り付け方法 実践編

VIPERは欲しいけれど 取付はどうしようか? どの程度のスキルが有れば取り付けできるの? カーナビ取付が出来る程度のスキルで VIPERも取り付け出来るのかしら?
とのお問い合せを多数頂きますので VIPER330Vの実際の取り付け行程を見ていただきながら 取り付け方法についてご説明させていただくページを作りました。

 


現車では ランクル200系・現行ハリアーと30セルシオ等に VIPER330Vを取り付けています。 また オプションで ボイスユニット フィールドセンサ スキャナーも取り付けていますので参考にしてください。

まずは 
【サイレン】を取り付けます。

取り付けお勧め位置は エンジンルームの中でも
@直接水が掛からなくて
Aマフラーやタービンなど高熱を発する部品の真上などは避けて
Bグリルの隙間や車体の下から泥棒が潜っても サイレンの線を切られないような位置
を探して付けます。
私が良く取り付けする位置は エンジンルームと車室を仕切るファイヤーウォール付近へのビス打ちです。
それ以外でも エアクリーナーの下やフロントタイヤのホイールハウスインナカバーを外した内側(純正FOGの裏側辺り)など(水注意)もアリです。
*凝った取り付けが好きな方は どうぞバンパーやフェンダーなど外して埋め込んでみてください。 アメリカ人には”クレイジーだ”と笑われますが、(笑) そもそもアメリカ人はハンダコテさえ使いません。
DEI本社の”VIPER取り付け講習会では 全て圧着かタップ取り付け”です。 ”日本では全てハンダ付けでシークレットインストールですよ!”と話したら ”何の為に?全く理解出来ない。クレイジーだ!と言われたのでそれほど気にする物でもないようですね。 そして、同じ話を蒸し返そうものなら ”その話はすでに解決済みだ!もう何も問題ではない!質問の意味がわからない!と・・・ メーカーの取付の先生がそう言うんですから もっとおおらかに行きましょう♪

 サイレン・ボンネットピン等の取付

サイレンは、まーこの辺かな? メンテナンスしやすいところに付けろ!と言ってるのでしょうか?
メーカーの先生はサイレンと共に ボンネットピンと回転信号も一緒に引き込むみたいですね?

ハリアーの右フロントタイヤのインナーカバーを外した中(タイヤと純正FOGランプの間。下方も前方もカバーされているので雨水も掛かりにくい)のボディーフレームに穴をあけてサイレンを固定 ハイエース200系
ボンネットフード内に下向きに設置
パイピングのステーにドリルネジで固定
ランクル200系
エンジンルーム内 エアクリーナBOXの陰に
純正10ボルトがちょうど良いピッチで有るのでナットで固定



サイレンを固定したらサイレン線を純正ハーネスのゴムブーツ等から車内に引き込みます。
(ブーツに軽くCRC556を吹きつけ 千枚通しなどでチョンと穴を開けて その穴からスルスルと車内へ配線を引き込みます。)

黄色矢印の先に有る黒線がサイレン線です。
コルゲートチューブなどで保護して純正ハーネス束に沿わせて取り回します
黄色印の所から引き込まれているのがサイレン線です。
チューブに入れたりテープを巻くなどして配線を保護します。
配線が通りにくい車は、先に”導き線”を一本通して その線にテープで巻くなどして絡めてサイレン線を引き込むと良いです。



次に車室内側です。

ハイエース200のパイロットランプ
ハンドル右側のメクラ蓋に7mmの穴をあけて
埋め込み
ランクル200 ハンドルコラムに7mmの穴をあけて埋め込み VIPER1002を車体の極太フレームパイプに
ドリルネジで固定


【パイロットランプ】ハンドルコラム右側で、運転席を降りてドアを閉めたときの立ち位置から視界に入る場所をお勧めします。

【アンテナ】アンテナの取り付け位置はフロントガラス上部辺り。車検を気にする方はルームミラーの裏側などもお勧めです。
(注)330Vにアンテナは付属しません。

アンテナの取付
 
メーカーの先生は アンテナはフロントガラスの上の方など 視界の妨げにならないシールドの裏
等を推奨しているようです。後でメンテナンスできるように、アンテナ側の配線も少し余裕を持たせ
ておけと。 そして 余った配線は束ねてしまえと言うことです。




【本体】は運転席周辺に取り付けることが多いです その為、分解する内装部品もハンドル下アンダーカバーとハンドルコラムくらいです。
本体にはショックセンサーが内蔵しているのでなるべく車体の振動の伝わりが良い部品を探してビス止めかタイラップなどでがっちり縛り上げてください。
この時本体は出来るだけ、表でも裏でもいいですから水平に付ける事をお勧めします。
ショックセンサは水平方向の振動を拾いやすい構造になっていますので 本体を垂直に取り付けると、
【車両の上下振動を敏感に関知するが水平方向の振動は鈍感なクルマ】
ができあがってしまいます。
感度調整テストでタイヤやドアを叩いても全然反応しない為、ショックセンサの感度を徐々に上げていく→すると、トラックやバスが横を通ったときの上下振動にやたら反応してしまう誤報車になってしまうのです。
結果
【トラックやバスの上下動や空気中を伝わる爆音マフラーの振動には敏感に反応するのに車体を叩かれたときにはロクに反応しないクルマ】
が出来上がってしまいますのでご注意下さい。

 VIPER本体の取付

本体はこれだけ大きいんだから 後でダッシュパネルや アンダーステーなどを取り付けた時に
干渉しない位置に取り付けなさい。ということです。アース線はボディの塗装をやすりなどではがして
鉄板ビスで打ち込んで取りなさいと言うことです。
赤線を常時に 黄色線をエンジンキーを回した時に
電気が流れてくる線に繋ぎます。(マジェスタ)
ハイエース200
同じく 赤線を常時に 黄色線をIGに繋ぎます。
ライトフラッシュ線はライトスィッチコネクタの【アース接地した検ペンを刺すとスモールが光る線】に繋ぎます。

さて本体の位置が決まったら 次は電源系の配線を取ります。
一番最初に 本体12ピンハーネスの黒線(アース)を車体の確実にアースが取れる位置を探してしっかり止めてください。
次に 12ピンメインハーネスの 赤線(常時)黄色(イグニッション・アクセサリーでも可)白線(スモール・イルミでも可)を接続します。
一番簡単なのはカーオーディオ裏のハーネスにカーステレオを取り付けるときの要領で 
【ACC・常時・イルミ】を結線します。
私の場合は エンジンキーシリンダの裏から 常時とイグニッションを取り スモールはマイナスコントロールにしてハンドルコラムのライトスィッチコネクタ等に結線します。

さてココまで来れば8割方終了です。

 本体の配線処理について

本体から生えている配線で不要な線は、ショートしないように長さを少しずらして切断し
テープで絶縁しましょう。 スターターキル配線もIGキル配線もあっさり切って捨てでした。
2ポイントイモビ機能は無視ですね? インターフェイスの説明書も踏みつけられてしまって。
”不要な配線はコネクタの根本から抜かないんですか?”なんて聞かないでくださいね
緑色のロック線と青色のアンロック線を
指定位置に接続
ドア開閉検出線を
キー照明ランプのマイナス線などに接続

残るは【ドア開閉検出線】と
330Vの場合は【ロックモーター線・アンロックモーター線】と【ハザート】
1002・3303の場合は【ロック・アンロック線】

の結線です。
330Vと1002.3303では【ロックモーター線】【ロック線】とで結線する配線が違いますのでご注意下さい。
330Vは純正キーレスが作動したことを関知してセキュリティーのオンオフをしますので【ドアロックのモーターを回す線に配線を繋ぎます。ドアがロックする時にモーターを回すための12Vが流れてくる線です。
1002.3303は VIPERのリモコンを押したときに集中ドアロックを作動さるので【ドアをロックするためのスィッチ側に配線します。
【ドア開閉検出線】
330V取り付けに必要な【ロックモーター線・アンロックモーター線とハザート】
1002.3303取り付けに必要な【ロック・アンロック線】
とも 弊社でサービス添付させて頂く【車種別取付資料】に取り出し位置が書いてありますので資料を参考に結線してください。
(車種により資料に記入のない配線 資料自体がないクルマもあります。昭和の車や出たばかりの車

以上で取付は終了です。
330Vの場合はこのあとドアロックの学習をさせて下さい。


まとめると、
@サイレンを付ける
Aパイロットランプと本体を付ける
Bアースと電源線(ACC・常時・イルミ)を繋げる(カーステレオ付けられる人なら出来ますね)
Cドア線・ロック/アンロック線・ハザート線を繋げる(資料通りに取り付ければできますね)

以上で取り付け完了です。



どうでしょう? あなたにも付けられそうだと思いませんか?Ψ(`∀´)Ψ



弊社で購入いただいた方だけに、特典として
・パイロットランプの付け方
・アンテナの付け方
・サイレンの付け方
・本体の付け方
・アースの取り方
・電源の取り方
・ドアロック配線が複雑なクルマだった場合のリレーの組み方(1002.5002適用 330Vは不用)
・ドア線の検出が複雑なクルマだった場合のダイオートの入れ方
が書かれた、
【イラスト付きの解りやすーいVIPER基本取り付けガイド】
をご連絡頂いた方のみ差し上げております。

さらにVIPERから出ている配線を1ページで見られるVIPER取り付け配線図車種別配線資料】をお付けします。
この二枚を突き合わせて結線していけば 大まかな配線作業が終了できます。


このページを読んで解らなかった方でも、特典資料にはもっともっと基本的なことから一つ一つ書いてあります。
よく読んでいただければきっとできると思いますよ(^ー^)



 MYUFYIオリジナル動画

【VIPER330Vのリモコン登録手順 MYUFYIオリジナル動画】

【バレットモードへの入れ方・解除の仕方手順 MYUFYIオリジナル動画】
※動画の再生にはPASSが必要です※

*動画再生のPASSは【HPよりサポート付き価格】で購入された方にお教え致します。(ヤフオク落札購入は対象外)
*PCの動作環境によっては再生できない可能性もありますのでご了承下さい。
*”動画見られると思ってサポート付きで買ったのに見られないから返金希望”なんてのは受け付けません(笑)ので予めご了承下さい。
 

 おまけ

最後に車両の基本部分 クラクションやウィンカー ヘッドライトなどの動作確認をし、
オーナーにデモンストレーションにてVIPERの作動・停止 
ショックセンサの反応等を確認して取付トレーニングは終了です。


かんたーん!!

【宣伝】 
上記のような実車見取りと配線検出先を詳しく画像付でナビする【車種別あんしん取り付けガイド】も制作中です。
現行ハリアー(GSU30W)への 【VIPER5902・5901あんしん取付ガイド(1002.5002.3303.330Vは参考)】が完成しましたので本体ご購入の方に参考資料としてご連絡頂きました方のみ無料でお付け致します。
このページに似たようなイメージで 実際にハリアーに 最初から完成まで VIPER5902を取り付けていく様子を写真付きで解説します。VIPER5901と5902の取り付け方法は同じです。)
弊社インストーラーが実際に現車に取付をしながら一つ一つの行程を写真に撮り 解説しながら取付をガイドします。 
サイレンの取り付け位置 配線の引き込み位置 本体の取り付け位置 アンテナの取り付け位置等 実際の車体への結線等を,
イラストの資料ではなく現車への結線を一つ一つ写真にとって説明していますので,素人の方でも結線先を見つけやすくなっております。 
カラー写真11枚 A4に4ページの大作です(笑)(ただし、VIPERの取付はプロですが、ガイドの製作は不慣れな素人ですので誤字や間違いがあるかもしれません。)
他にも
ヴェルファイア・現行アルファードへの 【330V or 1002・5002あんしん取付ガイド】

新型ウィッシュE20系に 【VIPER1002・5002・(330Vは参考)あんしんガイド】
ハイエース200系に 【VIPER1002・5002・(330Vは参考)あんしんガイド】
セルシオ30系に 【VIPER330V(1002・5002は参考)あんしんガイド】
現在上記5車種の写真ガイド付きあんしん取付説明書も用意御座います。
取り付け機種は違ってもサイレンの取り付け位置など基本は同じですので該当車種に取り付け予定の方に1部無料で差し上げます。
(弊社より本体ご購入の方で本体注文時に同時リクエスト頂いた場合に限ります。後日発送は受付ません)
(ガイド車種拡充の為 毎日せっせと制作しております。現在ランクル100と200版 現行プリウスに5901/5704.5902/5904版が半完成中。 希望車種あればリクエスト下さい!)

Myufyi(ミユフィー)
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